梅雨明けもして、 陽射しは強かったけど爽やかな風が吹き 、迎えた三連休の初日に、以前に一度ご来店いただきましたお客様が再度指輪を決めに来て下さいました 。
和柄がとってもお好きな彼、今日もばっちりとお洒落に全身キマっていて、カッコよかったですよ~
とても物静かな印象の彼ですが、彼自身が野球をしていて、野球が大好き !野球の話は永遠に語り続ける事が出来るという、本当はめっちゃ明るい彼らしいです(←彼女さん情報)。
彼女さんは、さっぱりとしていて、でもお話してても心地よく 、寛大な心を持っている印象で、とても笑顔が素敵な女性でした 。悩む彼の横でニコニコとしていて、でも心の中では決めた指輪があり、彼も悩んではみたものの彼女の意思に同意して下さり、流水紋に決めていただきました。
ありがとうございました。
決めていただきました流水紋とは・・・
陶芸や伝統工芸の中で育まれた水の流れを美的に表現する模様の描写で、古くは古代遺跡から出土する銅鐸にも施されていたりすることから、我々日本人には馴染み深い紋様であると言われています。
「人生は水の流れの如き儚く美しいもの・・・。」そんな想いから人は生きる全ての瞬間を大切にすべきであるという考え方があります。人生の新たな1頁と刻むその瞬間を、さらには二人で生きていく様々なシーンを大切に感じ続けて欲しいという願いが込められています。
この指輪の特徴は、全ての紋様が完成しないと分からない点にあります。つまり、世界でたったひとつの紋様となるわけです。
それは、ほとんどの工程が手作業であり職人達の感覚や技術的な取り組みの中で、二度と同じ紋様が創り出せないという事情にあります。それ故ペアリングとはいえ二人別々の紋様となりますが、二人が仲良く過ごしていきながら、紋様を見ただけで二人のどちらの指輪か瞬間的に分かるぐらいになるまで、末永く人生を歩んで欲しいという物語もまた込められているのです。
世界にたったひとつ、自分だけのリング、自分だけの紋様をお楽しみいただけます。
Hさん&Kさん、楽しみに待っていてくださいね 。