最近なぜかブライダルリング（ダイヤモンドの婚約指輪）をご購入される方が増えてきました。２０年くらい前は「彼のお給料の３倍」なんて言われていました。けれど今となっては死語です。今はご婚約指輪と言っても彼が精一杯できる範囲内でのご予算となっています。　
　そんなこんなで、ちょっと前にあるカップルさんがご来店されました。彼は彼女にう～んと良いブライダルリングを決めたのでした。彼女の指のサイズを測ろうとして言葉をかけるとカタコトの日本語。外観は日本人と同じなのでビックリ。そのとき初めて中国の方だと知りました。　彼女はとっても嬉しそうにリングの出来上がりを楽しみにしているようでした。
　それから数日後、雨の中彼女がたった一人で店を訪れました。「マリッジリングを捜しています。」と。早速「輪」を見て頂きました。チタンではなくツ－トンのカット＆ダイヤが大変気に入ったご様子。もっと詳しくお話しているうちに「来年のお正月、上海（シャンハイ）で結婚式があります。」と。な.な.なんと！早くしなければ間に合いそうにありません。「早急に彼と話をしてもう一度来て下さいね。」と伝えました。そして昨日の夕方お二人揃ってご来店されました。ダイヤモンドリングの納品と「輪」のカット＆ダイヤを決めていただいたのです。　
　出来上がりの日を気にしつつこうして早めにご来店くださったことに感謝です。お二人の指輪を１２月にお納めできること今からとても楽しみです。数あるマリッジリングの中で「輪」を選んでくださって本当にありがとう！！